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針供養をおえて



2013年 2月10日 日曜日 晴天
 
北海道の空知
小さな小さな雪深い町

厳かに
そして温かく
神社で針供養が行われました。

柔らかなお豆腐に古針を
おけいさんと生徒さん達は順番にさしていきます。

神主さんは神様におけいさんと生徒さん達の
裁縫に対する願いを伝えてくれます。

厳かに
そして温かく
ゆったりした時間が刻まれ

厳かに
そして温かく
針に感謝の気持ちと
今よりもお裁縫が上手になりますようにと

神主さんが神様へ紡いでくれました。


生徒の皆さんは自分で縫ったお着物を
おけいさんも、もちろん。


 照れ屋の神主さんの
はにかんだ笑顔


 それでも針供養がはじまると
きりりと


 針供養の歴史については先日お伝えした
こちらを参照くださいね



帰りは福を呼ぶ福豆を頂き
無事に針供養の行事が終わりました

 
 普段固いものにさす針たちはこの日、
柔らかなお豆腐やこんにゃく、
お餅に刺し休ませてあげる。

明治の中ごろまでは全国的なものでしたが
時代が変わり今ではお裁縫の先生、
和裁洋裁の学校での行事となりました。

古くから伝わるこの行事を
おけいさんはおけいさんの生徒さん達に
生徒さん達はこれから持つであろう生徒さん達に

伝え残していきたいと

参考文献
神社から頂いた「針祭」

最後にこんなことが書かれてありました

「針供養、宗旨も知れず寺もなし」
 
供養とは言っても仏事ではないという句が江戸川川柳にある。
家庭でも折れ針を粗末にしないようこの機会に注意しましょう。 
 

 
 

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